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セントジョーンズワートは、欧米ではストレスに効くハーブとして
有名で、実際に抗鬱薬としても使われています。
日本では、最近になりようやく店頭で入手することができるように
なりましたね。 ストレスや軽度のうつ症状に悩んでいる方にとっては、非常に
嬉しいことだと思います。その効果も、すでに実証済みで、
このストレス社会で頑張る人々には非常に助けになっていると
思います。
そして、ドイツでは、ストレスや気分の落ち込みを訴える人に、
医師が最初に処方するのがセントジョーンズワートで、月に
20万件以上もの処方箋が発行されているとのことです。
ここで、一つ英国の医学雑誌『ブリティッシュ・メディカル・
ジャーナル』に載った調査報告をご紹介いたしますね。 これは、一般の抗鬱薬とセントジョーンズワートを比較した
もので、1,757名の軽度から中程度の鬱病患者に行った臨床
試験を分析し、その結果から抗鬱薬と同等程度の効果がある
と認めています。
これにより、セントジョーンズワートが憂鬱な気分を改善させると
いうことの一つの証拠となりました。 |
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セントジョーンズワートが気分の落ち込みを和らげてくれる、
その理由は、セントジョーンズワートにはヒペルフォリンと
ヒペリシンという成分が含まれているからなのです。
うつ病やうつ症状がある人は脳内のノルアドレナリンや
セロトニンが少なくなっている状態です。これらの化学物質は
神経細胞間の情報を伝達する重要な役割を果たしています。
よって、「落ち込み」を改善するにはセトロニンなどの物質の
脳内濃度低下を防ぐこと、そして増やす必要があります。
そのために、セントジョーンズワートは重要な役割を果たして
くれます。脳内にあるセロトニンが他の神経細胞に再吸収される
のを防ぐ作用をしてくれるのです。この働きが脳内のセロトニン
濃度を上昇させ、気分の落ち込みを改善させるのです。
セロトニンを増やすには、ポジティブな言葉を聞くことなどに
より脳を刺激することなども有効的ですが、落ち込んでいるとき
には、それもかなり困難なことですよね。
そんなときに、セントジョーンズワートは強力な助っ人となって
くれます。 |
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セントジョーンズワートは、日本では「西洋オトギリ草」と
言われるハーブですが、欧米などのにおいては別名「サンシャ
インサプリメント」とも呼ばれています。
そして、セントジョーンズワートのことを、「サンシャイン
サプリメント」とも呼ぶアメリカでは、ハーブ売上げNo.1の
売上げを上げています。
「サンシャインサプリメント」と呼ばれる所以、それは、
セントジョーンズワートに、うつ病や、更年期障害、自律神経
失調症などを緩和する作用があるからです。さらには、ダイエット
などにも効果的であるというのもその魅力です。
ダイエットへの効果については、カテゴリー「セントジョーンズ
ワートの活用法」をご覧ください。 |
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セントジョーンズワートの最新の研究ではヒペルフォリンという
成分が抗うつ成分であることが確認されました。
脳内物質のセロトニンは、脳細胞から放出された後、すべてが
他の脳細胞に届くわけではなく、かなりの量が元の脳細胞に
戻ってしまうという性質をもっています。そこで、ヒペルフォ
リンは、セロトニン再取り込みを抑える働きをしてくれるのです。
また、セロトニンの酸化を抑える可能性も指摘されています。 |
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残念ながら市場には、効き目がないものや粗悪品が多く出回って
いるのも現状です。
というのも、セントジョーンズワートは、国内では、医薬品でなく
食品扱いのため規格がないからなのです。
メーカーはセントジョーンズワートさえ入っていれば、品質に
かかわらずセントジョーンズワート製品として販売できるのです。
その点で、いくつか頭にとめておいていただきたいことがあります。 ・1粒あたりセントジョーンズワート300mgであること
パッケージなどの成分表示は、しっかりと確認しましょう。
多くの医学者は効率的な服用量として300mg×3回=900mgを
推奨しています。
ほとんどの臨床試験でも、この服用量で行なわれています。
店頭では時々、セントジョーンズワート100mgほどしか含有
していない商品も見かけます。よく注意してください。 ・セントジョーンズワートがピペリシン0.3%以上、
ヒペルフォリン3.0%以上のものであること。
セントジョーンズワートの効果として、それはヒペリシン、
ヒペルフォリンが主に作用しているからと考えられています。
購入の際は、表示をよく確認しましょう!そしてヒペリシンと
ヒペルフォリンの含有量が表示されているものを選んでください。
中には表示がないものや、これよりも低い数値のものがあるので
要注意です。 ・セントジョーンズワート精製方法がアルコール抽出法に
よるものであること
医学的研究によって認められているのは、アルコール抽出法に
よって得られたセントジョーンズワートエキスのみです。
水による抽出法も可能ではありますが、それでは成分が
出づらいことが分かっており、製品を購入する際はアルコール
抽出法によって製造されたものを選ぶべきであると思われます。 ・セントジョーンズワートの形状はハードカプセルがよいと
思われます
これはセントジョーンズワートのみに限らないことともいえます。
健康食品として販売されているソフトカプセルと錠剤の中には、
飲んだ後に消化器内で十分に溶けずに、そのまま消化されずに
体外へ排出されてしまうものがあります。
これらの点をふまえて、上手にセントジョーンズワートを
選びましょう! |
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セントジョーンズワートは、効き目が現れるまで約4週間ほど
かかります。それまでは、根気よく飲み続けましょう。
欧米では、 300mg中に0.3%のヒペリシンを含むセントジョーンズ
ワートを1日3回服用するのが一般的なようですが、日本人は体が
小さいために、それよりは若干少なめでも問題ないと思います。
また、体内のセントジョーンズワートの濃度はいつも一定にして
おく必要があります、そのためには一度に服用するのではなく、
3回にわけて服用したほうがよいでしょう。 |
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セントジョーンズとは、イエス・キリストに洗礼を施した
聖ヨハネのことです。そうです、バプテストのヨハネのことです。
当時、聖ヨハネは異教を広める者として追われていました。
ある晩、彼が、とある家に一夜の宿を求めたところ、そこには
密告者がいました。密告者は、ヨハネがそこに潜んでいることを
通報するとともに、逮捕に来る兵隊たちのための目印として
この花を家の窓に挿しました。
ところが、兵隊たちがその村に到着すると、不思議なことに
すべての家の窓にこの花が挿されており、兵隊たちを惑わせ、
聖ヨハネは危うく逮捕を逃れたといいます。
以来、聖ヨハネ祭の行われる6月下旬に開花するこの花は、
悪魔よけとして窓辺に飾られるようになりました。
この他にも、セントジョーンズには、キリスト教とのつながりを
物語る言い伝えが数多くあり、例えば花や葉にある黒い斑点は、
イエスが十字架に架けられたときの血の跡とも言われ「キリストの
奇跡の草」とも呼ばれています。
また、十字軍に従軍した兵士たちが打ち身や切り傷の特効薬として、
この草を良質の油に漬けてハーブオイルをつくり、それを携帯した
とも言われています。
このように、キリスト教にまつわる言い伝えは、当時の医療の
中心的な担い手である僧侶たちの間で、この植物の薬効が広く
認められていたことをうかがわせますね。 |
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■2001年日本心身医学会の総会での報告
医療法人聖マリア会塚本徹氏らのグループは、セントジョーンズ
ワートに関する研究を発表。
過去1年間4種類の抗うつ薬治療を試みたが、効果がみられ
なかったという「うつ病患者を対象」にしたもの。これらの
うつ病患者に、1ヶ月にわたり、セントジョンズワートを
1日1200?摂取させた。
その結果、各週ごとに明らかな改善が見られたと報告している。
■1997年日本での報告
大阪外語大学梶本修身助教授は、いらいらや不眠に悩む
更年期障害と自立神経失調症の患者25人を対象に、8週間に
わたって、1日250ミリグラムのセントジョーンズワートの
エキスを服用してもらった。
その結果、60%の人がいらいらや憂鬱、不眠が改善したと
報告している。また、うつ症状を持つ人に多く見られる症状で
ある全身倦怠感や頭痛、肩こりなども、60%の人が改善したと
報告している。 ■1993年ドイツでの臨床試験 Vol.1
1993年ドイツで行なわれた臨床試験(Woelk博士)では、
ストレス症状、うつ症状に悩む3250名に対して、1日に300mgを
3回摂取する試験が4週間の期間で行なわれた。
結果、82.8%が 『症状が改善した、もしくは症状が無くなった』 と
返答。また、医師によるその症状に対する客観的評価も、79.9%が
『症状が改善した、もしくは症状が無くなった』 と報告している。 ■1993年ドイツでの臨床試験 Vol.2
1993年、ドイツにてセントジョーンズワートとプラセボ
(偽薬)による二重盲検法の試験(Hansgen博士)が
行なわれた。6週間の期間、72名の半数にセントジョーンズ
ワート300mg、その他の半数にはプラセボ(偽薬、つまり
何の効果も持たないニセ薬)が1日3回投与された。
服用者にはどちらを飲んでいるか分からないようにして、
プラセボ効果(薬を飲めば症状が良くなるに違いないという
思い込みによる効果)との比較が実験された。
結果、セントジョーンズワートを摂取した81%に症状の改善が
みられた。一方、プラセボ(偽薬)は26%であった。 |
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